
こんにちは!古谷(ふるたに)です!
今日は私たちの会社がある「福岡」とゆかりの深い
戦国武将、そして
彼の遺した水にまつわる言葉についてご紹介いたします。
タイトルでもう分かったよ、という方もきっといらっしゃいますよね。
上善は水の如し
その武将とは豊臣秀吉に側近として仕え大活躍した
黒田官兵衛です。
2014年には大河ドラマにもなったので、詳しい方も多いと思います。
黒田官兵衛は文禄2年(1593年)に出家し「
黒田如水※」と名乗るようになりました。
※正確には如水軒円清
諸説ありますが、一説には「
上善如水」という老子の言葉から取ったのではないかと言われています。
老子が記した「道徳経」の8章にその言葉があります。
「上善は、水の如し。水は善く万物を利して争わず、衆人の悪(にく)む所に処る」
これは、
「
理想は、水のように生きることである。
水はすべてを潤しているにも関わらず、自己主張せず争うことなく、
人のいやがる下に身を置いている」
という意味だそうです。
この「自己主張せず、争わない」という考え方に黒田官兵衛は共感したのかもしれませんね。
水のように生きる、だなんて洒落ていますよね。
ちなみに福岡には「如水庵」というお菓子屋さんもありますよ。「とっとーと」というお菓子が人気です。
水五訓・水五則
黒田官兵衛の遺した言葉といえば「水五訓(水五則と言ったりもします)」も有名ですので、
こちらもご紹介します。
一.自ら活動して他を動かしむるは水なり
二.常に己の進路を求めて止まざるは水なり
三.障害にあい激しくその勢力を百倍し得るは水なり
四.自ら潔うして他の汚れを洗い清濁併せ容るるは水なり
五.洋々として大洋を充たし 発しては蒸気となり 雲となり 雨となり 雪と変じ 霰(あられ)と化し
凝(ぎょう)しては 玲瓏(れいろう)たる鏡となりたえるも 其(その)性を失はざるは水なり
水が持つ特性というのは素晴らしいと思います。
生き方の指針にしたくなるような言葉ですね。
ところでこの言葉、黒田官兵衛の言葉だと思っていましたが、
最近の調査では、昭和初期の大野洪聲の作という説が有力だそうです。知りませんでした!
最後に

博多駅前には「酒は呑め呑め 呑むならば~」で有名な
黒田節の銅像があります。私はずっと福岡藩初代藩主の「黒田長政」の像かと思っていましたが、これは家臣の「母里友信」の像ということでした。
黒田長政だと思っている人も多いと思うので、気を付けてくださいね(私だけ?)
さて最後は宣伝です。
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写真:「提供:福岡市」