こんにちは。 商品企画部の中園です。
ここ福岡は暑い日が続いています。
本社が移転して徒歩通勤から電車+徒歩通勤となり歩く距離自体も長くなりました。
毎日歩くには適度な距離ではあるのですが、
この時期は大変ですね。
汗をかくので自販機でPETボトルのスポーツドリンクを購入することが日課になっています。
さて、このPETボトルですが、近年環境に配慮した”ラベルレスの商品”や”リサイクルのより一層の推進”など各社取り組んでいます。
リサイクルに目を向けてみると、日本は諸外国に比べても非常に高い回収率(90%以上)、
リサイクル率(80%以上)になっているそうです。
すごいですね!
今回のタイトルにしている『エコ』という言葉がありますが、
インターネットで調べてみると
「自然環境保全。また、それらへの関心や意識。 」と出てきました。
私含めてエコに関心がある方は大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
私も念のため通勤カバンの中には”エコバック”を忍ばせています。
また『エコ』というと『リサイクル』がまっさきに頭に浮かびますが、
ここで立ち止まって考えてみたいと思います。
PETボトル1本をリサイクルした場合、
それはそっくりそのまま1本のPETボトルに生まれ変わるのか?
調べた限りめぼしい情報が出てこなかったのですが、
0.9本分なのか、0.8本分なのか想像するに
1対1の再生は難しいのではないかと思います。
また、リサイクルするにあたっては
回収→工場への輸送→原料化→再製品化と
様々な工程を踏みます。
その間、輸送手段や工場では多くの燃料を消費します。
追加の原料も必要になるかもしれません。
つまりはPETボトル再生の裏で多くの資源が使われていることになります。
もちろん、限りある資源を循環利用できることはすばらしいことです。
ここに再生可能エネルギーの活用が加わることでより循環型社会に近づいていくのでしょう。
ただ、とても単純な「長く使うこと」も立派なエコではないでしょうか。
江戸時代、焼継ぎといって割れた陶磁器を補修して使っていたそうです。
これはエコという思想から生まれたものなのか。
これまた単純な「もったいない」の精神からきたものではないかなと思います。
私自身も使っては捨てる生活習慣に慣れてしまっているため
日々の生活を見直していきたいと思います!
それではまた!